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「鼻をつんざく酸っぱい臭い」堆肥の悪臭に近隣農家が苦情 愛知県田原市の事業者に

2025年4月3日 05時10分 (4月3日 05時10分更新)
 田原市赤羽根町の農地で豊橋市の農業法人が3月以降、下水汚泥などを加工した堆肥(たいひ)を施し、強い臭いが近隣農家を悩ませている。田原市は苦情を受け、市環境保全条例に基づき事業者に臭いを抑えるよう改善を求めた。事業者は取材に「時間がたつと落ち着く」「臭いが出にくい堆肥に改良している」と釈明した。

悪臭への苦情が出た農地。重機で堆肥をすき込んでいた=3月下旬、田原市赤羽根町で

 「鼻をつんざくような酸っぱい臭い」。近くの養鶏農家本多清子さん(68)は顔をしかめる。周辺は農耕地帯でキャベツ畑や牛舎があり、もともと鶏ふんなどの臭いは漂っていた。だが「全く別の臭さ」といい、市農政課も汚泥や食品残さに由来する特有の臭いと認める。
 この農地は...

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