【解説人語】本屋大賞の原点は「打倒直木賞」 出版業界に与えた変化
中村真理子 動画制作・中村光
【解説人語】本屋大賞、今年は阿部暁子さん「カフネ」 賞は22年前、「打倒直木賞」で始まった
全国の書店員が一番売りたい本を投票で選ぶ、第22回本屋大賞が阿部暁子さんの「カフネ」(講談社)に決まりました。
どんなストーリーの作品で、書店員の支持を得た理由はどこにあるのか。阿部さんの作家としてのバックグラウンドは。「打倒直木賞」を掲げて始まった本屋大賞は、出版業界にどんな影響を与えてきたのか。
文化部の中村真理子・読書編集長が解説します。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら
- 【視点】
「打倒直木賞」を掲げて始まった本屋大賞、とのこと。該本屋大賞は筆者も新刊小説を書店で買うか否かの基準となって久しい。筆者以外の読者も、直木賞ないし芥川賞よりも、本屋大賞受賞の否かで、購買行動の基準にしているのではないか。 筆者は、青年期
…続きを読む