史上最大の客船アイコン・オブ・ザ・シーズで行く おしゃれでダイナミックなカリブ海クルーズ

■連載「上田寿美子 クルーズへの招待状」は、クルーズ旅の魅力や楽しみ方をクルーズライターの筆者がご紹介します。
2024年にデビューした「アイコン・オブ・ザ・シーズ」は、総トン数25万800トン、全長365メートル、全幅64.9メートル、最大乗客定員7600名の史上最大の客船です。この船を運航する会社ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、1999年から世界最大の客船を世に出し続けている世界最大級のクルーズ会社です。しかも、客船史上初のアイススケートリンク、サーフィンプール、公園、水の劇場など、新しい船上の娯楽施設づくりに果敢にチャレンジし、新しいクルーズ時代の扉を開けてきた実績があります。それでは、同社最大かつ最新鋭の客船アイコン・オブ・ザ・シーズのカリブ海クルーズにご案内しましょう!
ワクワクドキドキが止まらない 船の上の八つの街
今回の発着港はアメリカのマイアミ。世界の新鋭客船が集まるクルーズ船のひのき舞台のような港ですが、なかでもアイコン・オブ・ザ・シーズの斬新で立派な姿が目を引きました。
①食とショッピングの大通り「ロイヤルプロムナード」

この船は八つの街で構成されている点もユニークです。乗船すると、その一つ「ロイヤルプロムナード」に到着。全長約100メートルの船上の大通りで、両側にはブティック、バー、宝石屋、ピッツェリア、パブなどが並び、にぎわっていました。
さらに、ロイヤルプロムナードの新しいシンボルがザ・パールという大きな真珠をかたどったオブジェです。
約3千枚のパネルで作られたドーム形の真珠の中に入り、階段を上っていくと、上階には24時間オープンのパールカフェ。サンドイッチやスイーツなどが好きな時間に食べられる便利な場所です。
②2万本植栽の洋上公園「セントラルパーク」

二番目にご紹介する街は8階の「セントラルパーク」。この船には生きた植物が2万本以上植えられている公園まであるのです。オープンエアの自然光とともに、草木を見ながら散歩するのは気分が良いうえに、こちらにもカフェがあり、サンドイッチやサラダが無料なので、公園のベンチに座ってピクニック気分のランチも楽しめます。
さらに、ジャズクラブ、ステーキハウス、和食レストラン(いずれも有料)などにはテラス席があるので、公園通りを見ながら食事もおしゃれ。某日、ステーキハウスのテラス席で食事中に、楽団が演奏しながら公園通りを練り歩き、一層楽しい気分になりました。
③絶叫系スライダーも満載「スリルアイランド」
三番目にご紹介する街は「スリルアイランド」。洋上最大級のウォーターパークエリアです。ここには、業界初のフリーフォールスライダー、洋上で最も高い位置からスタートするスライダーなど六つのウォータースライダーがありますが、その中の一つ「フライトニングボルト」の恐ろしさは忘れられません。
カプセルに入り、足と手を交差させ、準備が整うとカウントダウンが始まり、床が抜けてパイプの中に落ちてゆくというスリル満点のウォータースライダーなのです。あまりの衝撃に、終わった後も笑いが止まりませんでした。

さらに、スリルアイランドには新名物クラウンズエッジが誕生しました。スタート地点からハーネスをつけ宙に浮かぶ板伝いに進むと、船の外側に位置する細い板の上に出ますが、ここは17階の位置。高所から海上に出るので眼下には青い海が広がり、景色が素晴らしい反面ゾクゾクもしました。
しかも、これだけでは終わりません。この先には、悲鳴を上げずにはいられない仕掛けが待っていて、一生に一度のびっくり体験となりました。このようにアイコン・オブ・ザ・シーズの船旅は、若い人も楽しめるような活動的な遊びが満載! ドキドキが止まりません。

④大人だけのオアシス「ザ・ハイドアウェイ」

一方、四番目にご紹介する街は、がらりと変わった大人のエリア「ザ・ハイドアウェイ」。15階後部に位置し、空中に浮かんだようなインフィニティプールのある一角は18歳未満立ち入り禁止で、大人がゆっくりと落ち着いてリゾート感覚に浸れるオアシスになっています。
