「欽ちゃん球団」監督・片岡安祐美さんが語る パリ・オリパラの見方
2024年、フランス・パリで100年ぶりとなるオリンピック(五輪)が開かれる。茨城県内にはパラリンピックも含めて、有力選手が多い。五輪・パラリンピックをどう見るのか。女子野球の日本代表選手として世界の舞台で活躍し、社会人野球のクラブチーム・茨城ゴールデンゴールズで監督を務める片岡安祐美さん(37)に聞いた。
私も女子野球選手として世界の舞台で戦いましたが、同じ世界大会でも、五輪・パラリンピックはやっぱり特別ですよね。4年に1度だけ、人生を懸けた勝負に挑むという重みを考えたら、選手のみなさんの気力も体力も精神力もすごい。本当に尊敬します。
4年ってなかなか想像できないじゃないですか。私は1歳半になる息子がいますが、4年後の姿はわからない。選手にとって、特に30代からの4年ってどれだけ大変なんだろう。自分が同世代だから、余計にそう思っちゃいますね。
日本が勝てる作戦・采配に注目
人生の中ではたった4年かもしれないけど、選手としての4年は長いですよ。その間に体の衰えを感じることなく、けがもできない。しかも維持するだけじゃダメで、向上する練習を積む必要がある。本当に大変なことだと思います。
だから五輪・パラが始まると、そういう視点で選手のことを見てしまいますね。「この舞台に立つまでにどれだけの苦労があったんだろう」って。
大会期間中は、時間さえあれ…
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