万博シンボル「大屋根リング」は太陽の塔になれるか 焦点は保存費用

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 13日に始まる大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」を会期後、解体するのか残すのか。日本国際博覧会協会は6月にも方針を決める。関係者の意見は分かれており、一部でも残すとなれば、その費用を誰が持つかが焦点となる。リングは1970年大阪万博のシンボル「太陽の塔」のようになれるのか。

 「関西経済界の長として納得できない」

 大阪市内で3月17日に開かれた開幕前最後の協会理事会。複数の関係者によると、協会の松本正義副会長(関西経済連合会会長)が不満をぶつけた。

 協会の副事務総長の1人が、1周約2キロのリングのうち200メートルを残し、万博のレガシー(遺産)にすることを「大変素晴らしい」と発言したためだ。

 この200メートルを残す案…

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