バドミントン山口茜、ベスト8で敗退 世界1位相手に「出し切った」

岩佐友
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 最終ゲームで、バドミントン女子シングルスの山口茜は1―1から5連続失点を喫した。「やっぱり、強いなって感じでした」

 コースに打ち分けるも、世界ランキング1位の安洗塋(韓国)にことごとく返され、強打を決められた。8―21。最後は力の差を見せつけられての逆転負けだった。

 2021、22年に世界選手権を連覇。一時は世界ランク1位に立ったが、この1年はけがに苦しんだ。それでも大舞台で最強の相手から1ゲームを奪った。過去2大会と同じベスト8で敗れたが、「出し切った。それが一番良かった」。

 東京五輪は涙で終わったこともあり、今大会前は「笑顔で終われたら」と語っていた。この日の試合後、「しゃべっていると泣いちゃう。でも、満足はできると思います」。涙ぐみながらも、笑顔を作って、会場を去った。

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この記事を書いた人
岩佐友
スポーツ部
専門・関心分野
サッカー、バレーボール