娘に贈る「ピーター・ラビット」と白星 聖地に戻ってきた大坂なおみ

有料記事

ロンドン=内田快
[PR]

 テニスのウィンブルドン選手権が1日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで開幕し、5年ぶりに出場した大坂なおみ(フリー)が女子シングルス1回戦でディアヌ・パリ(フランス)を6―1、1―6、6―4で破った。

 試合前、大坂は「去年の今ごろ」をまとめたアルバムを見ていた。

 出産のため、病院にいる自分の姿が写っていた。そのときは「無事に子どもを産む」ことだけを考えていた。

 それからわずか1年。テニスの聖地の2番コートに現れた大坂は粘り強いプレーを見せた。

 相手のパリは、女子では珍しい片手バックハンドの選手。球足が速く、跳ねにくい芝では、片手バックからのスライスがよく効く。パリは、そのスライスを多用してきた。

 「ストレスにはなった」と大…

この記事は有料記事です。残り428文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
内田快
スポーツ部
専門・関心分野
スポーツ