水戸納豆早食い大会に132人 優勝者は5本を43秒、粘りに苦戦も
水戸の納豆を全国にアピールしようと、「水戸納豆早食い世界大会」が9日、水戸市の千波湖畔で開かれた。地元の観光協会の主催で、今回で20回目。県内外の男女132人が出場し、納豆の粘りに苦戦しながら勢いよくかきこんだ。
予選は、納豆をかけたご飯を食べるタイムで競った。男女それぞれ上位10人が進出した決勝では、「男性の部」はわら納豆(70グラム)5本分を、「女性の部」は3本分を食べきる早さで勝敗を決めた。
男性の部では、5本を42秒99で完食し、前回優勝者で岩手県一関市の会社員岩渕恭史さん(39)が連覇した。「寒さで昨年より食べにくくてタイムは伸びませんでした」と言いつつも、「(優勝できて)よかったです」と笑顔を見せた。
女性の部で優勝した水戸市の公務員大武由起子さん(48)は、3本分を46秒68で食べきった。「新型コロナ禍前に出たことがあったが久々の出場で優勝できてよかった。納豆はこれからも毎日食べていきたい」と話した。
総務省の家計調査によると、2023年の水戸市の1世帯あたりの納豆購入額は全国3位(6450円)だった。2016年を最後に首位から遠ざかっている。1位は盛岡市(6810円)、2位は秋田市(6539円)だった。
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- 【視点】
仕事で水戸を訪れた際に、納豆を購入したことがあります。駅でも多種多様な納豆が売っていて、眺めているだけでも楽しいです。当たり前なのかもしれませんが、普段、スーパーで買う納豆とは味が全く異なり、あまりのおいしさに驚いたのをよく覚えています。水
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