「ばあさん置いていけない」 自宅避難の高齢者、災害関連死防ぐには
山本逸生 小島弘之
能登半島地震から2カ月近く経っても、二次被害の恐れのある危険な自宅の中での生活を余儀なくされている高齢者がいる。避難所などにいる被災者と比べ、在宅では支援などの情報が得にくく、災害関連死につながるリスクもあるが、自治体による調査や個別の対応にはばらつきがある。
地震や津波の被害を受けた石川県珠洲市の宝立(ほうりゅう)地区。2月上旬、国内外の被災地に医療チームを派遣するNPO法人「HuMA(ヒューマ)」(東京都)メンバーの医師や歯科衛生士ら約10人が、今川哲郎さん(89)と妻の外喜子さん(86)が暮らす自宅を訪ねた。
「ご飯はいつも何を食べていますか」「夜はちゃんと眠れている?」
歯科衛生士らはその場で歯科検査のほか、食事や生活面の助言をしたり栄養剤を渡したりした。
夫妻は典型的な「老老介護」…
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能登半島地震(2024年)
2024年1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、石川県志賀町で震度7を観測しました。地震をめぐる最新ニュースや、地震への備えなどの情報をお届けします。[もっと見る]