一足早く「おめでとうさんどす」 京都の花街で迎春準備の「事始め」
西田健作
新年を迎える準備に取りかかる「正月事始め」の13日、京都市東山区にある花街・祇園甲部では、色鮮やかな着物姿の芸舞妓(げいまいこ)が京舞井上流の稽古場を訪れ、師匠の五世家元の井上八千代さん(67)らに1年のお礼と新年に向けたあいさつをした。
ひな壇には芸舞妓からの鏡餅が飾られた。縦一列に並んだ芸舞妓が順番に手をつき頭を下げて「おめでとうさんどす」とあいさつすると、井上さんは笑顔で「ようがんばりました。きばってどうぞ」などと応え、鏡餅のお返しに舞で使う扇を贈った。
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