女性市議がセクハラ被害を本会議で告白、議会が調査 愛知・豊明市

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松永佳伸
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 愛知県豊明市議会の3月定例会の本会議で、堀内千帆市議(54)=2期目=が過去に男性市議からセクハラ被害を受けたと訴えた。別の市議4人が事実確認を求める申入書を議会に提出し、正副議長が調査している。堀内市議や正副議長は、この男性市議を明らかにしていない。

 被害を訴えたのは3月25日の定例会最終日の本会議。市の「ハラスメント防止条例案」の採決に向けた討論で、堀内市議が賛成の意見の中で述べた。

 堀内市議は取材に「声を上げる勇気があったならと思い、後悔してきた。一石を投じようと覚悟を持ってこのタイミングで話した」としている。

 この審議などを経て4月に制定された市のハラスメント防止条例は、市長ら特別職と市職員が対象で、議員は含まれていない。

 本会議で堀内市議は、1期目…

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