自民区議が職員に「不適切な言動」 墨田区議会が公表、区議は否定

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佐野楓
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 東京都墨田区議会は17日、自民党会派の藤崎剛暉区議から区職員に対して威圧的な言動があったとの訴えがあり、これまでの対応や各会派の見解を公表した。「今後、本会議を開会して、議会としての意思決定を判断し、然るべく対応を行う」としている。一方、藤崎区議は「終始丁寧な態度で対応しており、議員として不適切な言動は行っていない」と弁明しているという。

 区議会によると、2月25日、職員から議長に、区議から威圧的な言動を取られたと申し出があった。両者にヒアリングした結果、①見解に食い違いがあり事実認定ができない②区議の言動が政治倫理に関する条例(政治倫理条例)に違反するという法的評価はできない③結果として職員を萎縮させたという点について、議員として不適切な言動があったことは認められたとし、議長は今月8日、区議に口頭注意する議長案を示した。

 しかし、賛否が分かれたことから17日、これまでの経緯と各会派の見解を区議会のホームページで公表した。

 議長案に反対する会派のうち…

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