第3回フジ幹部が会合に「喜び組呼べ」 全社で蔓延していたセクハラ被害

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伊木緑 黒田早織
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 フジテレビの問題をめぐる第三者委員会が3月31日に公表した報告書は、性暴力を生んだ企業風土として、全社的にハラスメント被害が蔓延(まんえん)していたと指摘した。元となったのは、第三者委が2月にフジの役職員1263人を対象に実施したアンケートやホットラインなどだった。

 「一般常識からかけ離れた実態にショックを受けられた方は少なくないかもしれないが、書いてあったことは我々にすると『日常』。驚くような内容ではない」

 フジのある元アナウンサーは、報告書を読んで、そう思った。

 自身も現役時代、フジの営業担当者からスポンサーへの接待の場に呼ばれることが何度かあり、出席者の体を触らされるといったセクハラ被害にあったという。

 「盛り上げることについては…

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この記事を書いた人
伊木緑
東京社会部
専門・関心分野
ジェンダー、メディア、スポーツ
黒田早織
東京社会部|東京地裁・高裁担当
専門・関心分野
司法、在日外国人、ジェンダー、精神医療・ケア
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    松谷創一郎
    (ジャーナリスト)
    2025年4月4日23時14分 投稿
    【解説】

    1980年代前半に「女子アナ」を芸能人かのように積極的にプッシュし、局の大きな魅力として位置づけたのはフジテレビでした。今回の一連の問題から明らかになったのは、そうした女性アナウンサーの扱いのひどさです。 ただ私が考えるのは、本当にこの問

    …続きを読む
  • commentatorHeader
    安田峰俊
    (ルポライター)
    2025年4月5日3時2分 投稿
    【視点】

    朝日新聞のフジテレビ関連報道、「本気」が伝わってきて、非常に興味深く拝読しています。 近年、電通や宝塚のパワハラ問題、統一教会問題、ジャニーズ性加害問題、フジテレビ問題と、平成中期までの時代では絶対に表沙汰にならなかったタブーの蓋が次々と

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