東京、大阪、そして名古屋で 弟子たちは頑張っているだろうか

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杉本昌隆八段の「棋道愛楽」

 勝てば史上最年少での六冠達成――。

 渡辺明棋王対藤井聡太竜王の棋王戦コナミグループ杯第3局は、まさに人間同士の勝負でした。将棋の面白さを、そして恐ろしさを見せつけられた思いです。

 将棋で一番大切な駒は玉ですが、それが動き回る将棋は観(み)ていて楽しいものです。今回がそれで、後手の渡辺棋王は三段目、先手の藤井竜王はなんと六段目まで玉を進出させる奇抜な構想を披露しました。

 終盤までは渡辺棋王がリード…

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