NYダウ、500ドル超下落 米医療保険大手の大幅安響く
ニューヨーク=杉山歩
17日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均は前日比527.16ドル(1.33%)安い3万9142.23ドルで取引を終えた。米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループが大幅安となったことが響いた。
ユナイテッドヘルスが17日朝に発表した1~3月期決算は、売上高などが市場予想を下回った。医療コストが当初の計画よりも上がっているとして2025年通期の1株あたりの利益の予想を下方修正し、株価が22.38%下落した。ダウ平均は一時700ドル超も下落した。