一日署長で故郷に錦 俳優の須田邦裕さん、パラ金の梶原大暉さん
中村有紀子 山本達洋
交通事故などが増える年末を迎え、地元出身者が警察署の一日署長として交通安全などを訴えた。
糸島市出身の俳優、須田邦裕さん(46)は11月29日、糸島署の一日署長に。中学卒業まで暮らした離島・姫島に里帰りし、地元の小中学生に交通安全教室を開いた。
島には信号機や横断歩道がない。そのため須田さんは、母校の姫島小と志摩中姫島分校の生徒10人に、横断歩道の渡り方や自転車の走行ルールを署員らと教えた。参加した中2の吉村海音さんは「自転車に乗るときは、車道を走るようにしたい」。
博多署では、パリパラリンピックのバドミントンで金メダルを獲得した、福岡市出身の梶原大暉選手(23)が11月28日、一日署長に。JR博多駅前で特殊詐欺に注意を呼びかけるビラを通行人に配るなどした。
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