悠仁さま成年に 「研究、成長に大きな役割」 交流ある昆虫学者語る
中田絢子
秋篠宮家の長男悠仁さまが6日に18歳の成年を迎える。トンボなど様々な生物に関心を寄せてきた悠仁さまについて、学術的な交流を重ねてきた玉川大学農学部の小野正人教授(昆虫機能利用学)は「物事を深く考える方。今後さらに様々な経験を積み、研究など活動の幅を広げられることを楽しみにしています」と期待を語った。
小野教授はハチの生態の専門家として国内外で知られる。生き物への関心が深い秋篠宮さまとかねて学術的な交流があり、悠仁さまが小学校5年生の頃、秋篠宮邸で初めて会った。当時からすでに赤坂御用地を中心にトンボの調査に励んでいた悠仁さまから、それまでの採集データの説明をうけ、「先行研究と対比する形でわかりやすくまとめられており、科学者としてのセンスを感じた」という。その後も宮邸で面会することがあったほか、今年4月には玉川大農学部の研究施設に秋篠宮さまと悠仁さまが訪問し、交流を重ねてきた。
小野教授は、悠仁さまがトン…