サニブラウン阻んだ100分の1秒の壁 「1度目の五輪」世界を体感

有料記事

辻隆徳
[PR]

 鋭く前を見ていた。

 陸上男子100メートル準決勝、最終3組のスタートラインにサニブラウン・ハキームは立った。

 決勝への進出条件は2着までに入るか、9秒93以上を出すか。日本記録9秒95の更新が必須な状況だった。「1ミリでも速く、ゴールに入らないといけない」

 完璧な飛び出しから加速した…

この記事は有料記事です。残り415文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【春トク】締め切り迫る!記事が読み放題!スタンダードコース2カ月間月額100円!詳しくはこちら