赤沢経済再生相、30日から再び訪米 関税措置めぐり2回目の交渉

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 米トランプ政権の関税措置をめぐり、日本側の交渉役を務める赤沢亮正経済再生相が30日から訪米し、米側との2度目の協議に臨む方向で調整していることが分かった。政府が24日、与党側にこうした日程を伝えた。米側が求める非関税障壁の見直しなどをめぐり、ベッセント財務長官、グリア通商代表部(USTR)代表と協議する見通しだ。

 複数の政府関係者が明らかにした。16日にワシントンで開かれた初回の協議で、日米双方は月内にも2回目の閣僚級協議を開く方針を確認していた。

 協議では日本側が対米投資の実績などを説明して一連の関税措置を見直すよう求める一方、米側は自動車や農産品をめぐる非関税障壁を問題視し、日本側に対応を求めている。

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