悠仁さまの成年式、9月6日に実施へ 皇室行事や大学日程を考慮

中田絢子

 宮内庁の西村泰彦長官は27日、秋篠宮家の長男悠仁さまの成年に伴う儀式を9月6日に執り行うと発表した。男性皇族の成年式は秋篠宮さま以来40年ぶり。

 悠仁さまは昨年9月6日に18歳の成年を迎えたが、学業を優先するため、宮内庁は成年式について「高校卒業以降の適切な時期に執り行う」としていた。

 西村氏によると、天皇、皇后両陛下の日程をはじめとする皇室の予定や、悠仁さまの筑波大学入学後の生活も考慮し、秋篠宮さまの考えを踏まえ、悠仁さまの誕生日にあたる9月6日に実施することにしたという。悠仁さまは4月に筑波大学(茨城県つくば市)に進学することが決まっており、9月6日は夏休み期間中という。

 成年式では、悠仁さまが皇居・宮殿で、天皇陛下から授かった冠を身につける「加冠の儀」や、儀式後、天皇、皇后両陛下に謝恩の辞を伝える「朝見の儀」などが実施される。後日、祝宴や茶会、悠仁さまの伊勢神宮三重県伊勢市)参拝なども予定されているという。

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この記事を書いた人
中田絢子
東京社会部|宮内庁担当キャップ
専門・関心分野
皇室、憲法、平和、政治、運輸