悠仁さま18歳に 「進路実現に向けて努めつつ、高校生活大切に」

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中田絢子

 秋篠宮家の長男悠仁さまは6日、18歳の誕生日を迎え、成年皇族となった。皇室で男性皇族が成年を迎えるのは39年ぶりで、民法改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられて以降に成人した初めての皇族となる。現在筑波大学付属高校3年で、成年に伴う行事は来春の高校卒業後に実施される見通し。成年皇族としての宮中行事への参列もそれ以降になる。

 悠仁さまは、天皇陛下の弟で皇嗣の秋篠宮さまと紀子さまの間に生まれた第3子。皇室にとって41年ぶりに誕生した男のお子さまで、現在の皇位継承順位は父秋篠宮さまにつぐ第2位。成年にあたり、文書で感想を寄せた。「もう成年なのかと思うと、時が経つのは早いと実感」と振り返り、この18年間、多くの人々が「さまざまな形で心を寄せてくださいました」と深い感謝の念を表明し、両親である秋篠宮ご夫妻と、姉の小室眞子さん、佳子さまへの感謝の思いも記した。

 高校の最終学年に在籍している自身の近況については「進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたい」と説明。今後も、「さまざまなことを吸収して、成長していきたい」と抱負をつづった。

 宮内庁はこの1年の活動を公…

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この記事を書いた人
中田絢子
東京社会部|宮内庁担当キャップ
専門・関心分野
皇室、憲法、平和、政治、運輸