太鼓や映写機、メルカリで市の不用備品売ります 大町市サービス開始

安田琢典
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 保育園で使っていたカスタネットやスライド映写機――。長野県大町市がフリーマーケットアプリ「メルカリ」で使わなくなった市有の備品販売に乗り出した。同市はすでにネットオークションでの備品売却には取り組んできたが、メルカリを通じた販売は県内市町村で初めて。環境に配慮してリサイクルを進めるとともに、市の歳入を少しでも確保しようとのねらいがある。

 市企画財政課によると、6月5日に市が開設した「メルカリShops」には、園児の募集を停止した市立かえで保育園にある壁掛け時計(1千円)や太鼓(4500円)、食器セット(5千円)など計12品を出品。価格は市価を参考に市側が設定した。

 不審者に対応するためのさすまた(7800円)や、大量炊飯が可能なガス式ジャー(5800円)なども並ぶ。高橋政之財産管理係長は「オークション形式ではないので、購入は早い者勝ちになる。価格は送料込みだが、品物によっては大町市まで取りに来てもらう必要がある」という。

 【長野】市は2017年度から、不要になった公用車など比較的高額な品物を売却するため官公庁オークションに取り組んできた。これまで1147万6千円を売り上げたが、メルカリが得意とする手ごろな価格の品物も扱うことで、さらなる収入増につながると考えた。

 メルカリに出品するのはいずれも3万円未満の小額な備品。今後は消防団が使っていたポンプなどマニアに受けそうな備品の出品も予定する。問い合わせは市企画財政課(0261・22・0420、内線596)へ。

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