「とことん太ってやる」 新庄監督、負けまくって記者に明かした本音
畑中謙一郎
至近距離で取材しているからこそ、気づくことがある。私は心の中でつぶやいていた。
「ボス、太ったな」
プロ野球日本ハムの新庄剛志監督(50)のことだ。昨年の秋だった。担当記者の前で話す監督の体は明らかにボテッとしていた。同じ50代で毎日の晩酌を欠かさない自分と比べる気はさらさらないが、絞れていたシーズン開幕時とは明らかに違う。顔の輪郭が膨らみ、二の腕や脇腹のあたりがプヨプヨなのだ。
あれほど自分のスタイル維持にはストイックだったのに。「太っている人はだらしない」と公言し、100キロ以上あった清宮幸太郎に減量を命じた張本人なのに……。
ある日、自ら口を開いた。
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「最近、ダラダラして、自分…
- 【視点】
ビッグボスと同じ50代の担当記者が「新庄元年」の取材を振り返り、率直に思いをつづりました。負けが込むにつれ、あのカッコいい体形がプヨプヨになっていったビッグボス。結果が全ての世界です。心中、お察しします。 50歳手前で、デスクという中
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