伊藤美誠が卓球女子シングルスで銅 同種目での表彰台は日本女子初
東京オリンピック(五輪)第7日の29日、卓球女子シングルス3位決定戦で日本の伊藤美誠(20)がシンガポールのユ・モンユ(31)に4―1で勝ち、銅メダルを獲得した。シングルスでの表彰台は、日本女子で初めて。
伊藤は準決勝で中国の孫穎莎に0―4のストレート負けを喫していた。3位決定戦は第1セットを失ったが、その後4セットを連取した。
銅メダルを決めた後、テレビインタビューで目を潤ませた伊藤は「悔し涙です」と話し、「(準決勝から)気持ちを切り替えることはできたんですけど、正直、勝ってもちょっと、うまくいかなかった気持ちが残っています」。
伊藤は今大会、水谷隼と組んだ混合ダブルスで、卓球で日本初の金メダルを獲得。2016年リオデジャネイロ五輪では団体で銅メダルを獲得していた。