「げた箱が怖い」小1の息子 直面する「壁」に親ができること

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小林直子
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 真新しいランドセルを背負う新入生の姿を目にする季節になった。小学1年生の登下校に不安を感じる保護者は少なくない。

 横浜市に住む公務員の女性(38)は3年前の春、小学校に入ったばかりの長男(9)に言われた。「げた箱が怖い」

 理由を聞いても、つい最近ま…

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この記事を書いた人
小林直子
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
子育て・教育、スポーツ
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    杉田菜穂
    (俳人・大阪公立大学教授=社会政策)
    2025年4月14日13時47分 投稿
    【視点】

    私は、「五月病」という言葉に救われたことがある。新たな環境に慣れはじめたころに、何となく体調や気持ちが優れないような気がするという状況をうまく説明してくれたような気がした。 学校や職場に新しく入った時に直面する「壁」には、(この記事で取り

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    末冨芳
    (日本大学文理学部教授)
    2025年4月15日7時53分 投稿
    【視点】

    【小1の壁、新学期の壁、フレックス出勤・テレワークをママ・パパに認める仕組みも拡大してほしいですね】午前7時に子どもを朝の小学校で預かることも大切ですが、そのために子供を叩き起こし、人もまばらな学校に行かせることが、子どもの成長にとって良い

    …続きを読む