大阪・関西万博の水上ショーで海水が大量に噴射され、近くのパビリオンの建造物にサビが生じていることが分かった。著名文化人がプロデュースする「シグネチャーパビリオン」のひとつ「null²(ヌルヌル)」を手がけるメディアアーティスト落合陽一さん(37)は危機感を訴え、日本国際博覧会協会(万博協会)に対応を申し入れている。(宮崎厚志)
◆「海水でガラスとか塩だらけ…もろもろサビ始めてる」
水上ショー「アオと夜の虹のパレード」は毎日夜2回催される目玉イベントのひとつ。大阪湾の海水を引き込んだ「ウォータープラザ」内にある幅約200メートル、奥行き約60メートルの舞台装置の中で物語が展開される。その中心に水のスクリーンをつくる高さ18メートルの門形の構造物があり、この上から海水を噴射するほか、エリア内の約300基の噴水も作動する。
落合さんは今月8日、...
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