

最新リリース

- 2025年2月7日
- 17曲
- Fan of a Fan the Album (Expanded Edition) · 2015年
- X (Expanded Edition) · 2013年
- No Love Lost (Deluxe) · 2020年
- ワイルド・スピード スカイミッション(オリジナル・サウンドトラック) · 2015年
- Do It Again (feat. Chris Brown & Tyga) - Single · 2015年
- Taste (feat. Offset) - Single · 2018年
- Like It Is - Single · 2020年
- Freaky Deaky - Single · 2022年
- West Coast Weekend - Single · 2023年
- NSFW · 2025年
- 2025年
- 2024年
- 2024年
- 2024年
- 2024年
- 2024年
- 2024年
- マリオ & リル・ウェイン
- Lotus & Glasses Malone
TYGAについて
移り変わる季節のごとく、TYGAは毎年夏になると確実にバンガーを送り込んできた。それでいて必ずサプライズを欠かさない。官能的で華のあるラッパーのTYGAことMicheal Ray Stevensonは、1989年にコンプトンで生まれた。1990年代後半にヒップホップに傾倒し、17歳のころからリル・ウェインをメンターとして慕い、筋金入りのライムの技を積み重ねた。そのリル・ウェインのレーベルであるヤング・マネーの初期メンバーとして、彼は西海岸的な個性を放ち、同じレーベルメンバーのニッキー・ミナージュやドレイクと並んで魅力を打ち出していった(2009年の「BedRock」参照)。TYGAは仕事に対する考え方もきっちりとしていた。当時は1年に4本のミックステープを発表し、クリス・ブラウンともタッグを組んで、アルバム何作分にも相当するベースの効いたヒット曲を連発。そして今も聴き継がれる2011年の「Rack City」でソロMCとしてブレイクした。この曲でプロデューサーであるMustardの圧倒的なグルーヴを世に知らしめただけでなく、自らメガホンをとって同タイトルのアダルト映画を製作し、数々の賞にノミネートされた。そうした創作面での才覚と意外性の共存が特に表れているのが、カニエ・ウェストがエグゼクティブプロデューサーとして参加した2015年のアルバム『The Gold Album: 18th Dynasty』や、全曲歌うようなフロウで占められた2018年の『Kyoto』だろう。ファンには変化球が彼の新たな作風なのかと思われていたが、TYGAは「Taste」をはじめ、後に2019年のアルバム『Legendary』にコンパイルされるパーティーアンセムを次々リリースし、“バウンシーなビートを乗りこなす聖者”としてのポジションを確立した。TYGA本人は、そんな地位に疑問を感じたことはあるのだろうか? Apple Musicでのインタビューでこう尋ねられたTYGAの答えは「ノー」だ。「俺はただのんびり構えて、待つだけ。アーティストとしては落ち着かないときもある。他の連中の成功を目の当たりにすることもあるだろうが、すべてはタイミングなんだ」
- 出身地
- Compton, CA, United States
- 生年月日
- 1989年11月19日
- ジャンル
- ヒップホップ/ラップ