大正初期に建てられ、「都をどり」が100年以上にわたり上演されてきた「祇園甲部歌舞練場」(京都市東山区)が、耐震改修工事を終えて7日、7年ぶりに開場した。

 本館は1913年の建築。木造2階建ての和風の大劇場で、国の登録有形文化財になっている。京都五花街で最大の祇園甲部の拠点として舞踊公演が行われてきたが、耐震診断で「震度6強の大地震で倒壊する状態にある」として、耐震改修工事のために2016年から休館していた。

 本館の工事は、建物の外観と内…

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