はじめての Tinashe

シンガーとしてのキャリアに加え、ダンサー／プロデューサー／女優としてもマルチに活躍するアーティスト。10歳で映画に出演し、子役としてエンターテインメントの世界に入った後は、ガールズポップグループの一員として活動する。2012年に発表した2作のミックステープで新進のR&Bシンガーとして注目を集め、同年にScHoolboy Qをフィーチャーした「2 On」でメジャーデビュー。同曲を収録したデビューアルバム『Aquarius』は、全米R&B／ヒップホップチャートで大ヒットを記録した。軽やかに跳ねる歌声を生かしたR&Bポップから、繊細なニュアンスを重ねていくアンビエント、ダウナーなビートに気だるく絡むヒップホップまで、1曲ごとに表情を変えるサウンドがTinasheの魅力。その柔軟で意外性に満ちた個性を買われ、数々のコラボレーションやフィーチャリング楽曲にも参加。クリス・ブラウンやエイサップ・ロッキーら人気ラッパーからブリトニー・スピアーズまで、そうそうたるビッグネームとの共演でも負けない存在感を発揮している。2019年のアルバム『Songs for You』を機にメジャーを離れ、インディペンデントな活動に入った彼女は、さらに自身の表現の幅を広げている。