

オルタナバンドで活動中の1994年にソロデビューしたアメリカのシンガーソングライター、エリオット・スミス。ノイジーなバンドサウンド中心だった当時、全面アコースティックサウンドのアルバムを披露し、多くのロックファンを魅了した。1997年には、Gus Van Sant監督による映画『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』に"Miss Misery"を提供。アカデミー歌曲賞に選出されたことで、一躍名前が知られるように。キャリアを重ねる中で、ストリングスを導入したり、バンドサウンドに磨きをかけたりと成長を続けるも、2003年に34歳で急逝。彼の美しい歌声と極上のメロディは、永遠に生き続ける。