Tainy

レゲトン以降のラテンポップ界において、斬新なアプローチのヒット曲を数多く手掛けて最重要プロデューサー／ビートメイカーとして才能を発揮し続けるTainy。1989年にプエルトリコで生まれ、わずか15歳にしてレゲトン界の大物プロデュ―サーデュオのルーニー・チューンズに見いだされる。アシスタントとして数多くのヒット曲を生む現場に立ち会いながら自身も頭角を現し、ウィシン&ヤンデルとのコラボレーションなどで成功を収めた。2010年代に入ってからはより複雑かつ高度なビートを駆使しながら個性を磨き、J. バルヴィンの『Vibras』（2018年）やバッド・バニーのファーストアルバム『X 100PRE』（2018年）、そしてCardi Bの大ヒット曲「I Like It」（2018年）などで活躍。常に時流の一歩先を行くサウンドを提示している。