

最新リリース

- 2024年11月15日
- 14曲
- From Zero (Deluxe Edition) · 2025年
- Meteora (Deluxe Edition) · 2003年
- From Zero · 2024年
- From Zero · 2024年
- Meteora (Deluxe Edition) · 2003年
- Hybrid Theory (Deluxe Edition) · 2000年
- Collision Course - EP · 2004年
- Minutes to Midnight (Deluxe Edition) · 2007年
- New Divide - EP · 2009年
- From Zero · 2024年
必聴アルバム
- LINKIN PARKが2003年発表の『Meteora』の制作を始めた時、彼らはまだ、彼ら自身にとっても驚きの世界的大ヒット作となった2000年のデビューアルバム『Hybrid Theory』のツアーを行っているさなかだった。ギターロックの強打するリフとヒップホップのクールなグルーヴ、そしてチェスター・ベニントンとマイク・シノダという2人のボーカリストによって語られる複雑でエモーショナルな歌詞をブレンドした彼らの音楽は、この5人組を21世紀最大のニューアーティストの一つにした。 『Meteora』によって、LINKIN PARKは世界に彼らの多様性を証明し、並のラップロックバンドではないことを知らしめた。「セカンドアルバムでクールな点の一つは、『いいよ、君たちは僕たちのことをこれだけ理解してくれてる。まだ知られていない溝を埋めて、他の色も加えさせて』と言えることだ」と、シノダは2003年のインタビューでZane Loweに語った。『Meteora』では、各メンバーも、バンドとしても、LINKIN PARKは彼らのアート上の限界を押し広げた。そのことは、各曲のディテールに見て取れる。「Somewhere I Belong」の挑むようなボーカルは、現実的に理解できる心の中の会話を彷彿とさせるし、「Faint」の和解を求める切迫したさまは、ドラマチックなストリングスと容赦なきドラムビートで活気づけられ、怒りが渦巻く「Nobody's Listening」は、尺八の演奏をフィーチャーした巧妙なサンプルの上で旋回し、尋常でないインストゥルメンタル曲の「Session」は、LINKIN PARKの携帯用CDケースに、エイフェックス・ツインやSquarepusherといったエレクトロマスターたちの作品も含まれていることを示唆している。 さらにこのアルバムには、ギタリストのブラッド・デルソンいわく、「僕たちのファーストアルバムには絶対入れられなかった」という「Breaking the Habit」も収録されている。猛烈に世界に訴えかける同曲は、複雑なエモギターに、ジョー・ハーンのスクラッチと冷淡に迫り来るストリングスを掛け合わせ、ベニントンの感情を炸裂させたボーカルをハイライトにした曲で、作曲を手掛けたシノダはラップを休んでいる。「『ダークで、エモーショナルな曲をやる。シングル曲だ。ヘビーなギターは入れない。叫び声も入れない。ただただ強力なLINKIN PARKの曲にする』って、僕たちは決めたんだ」と、シノダは振り返る。 オリジナルアルバムの収録曲に加えて、この『Meteora 20th Anniversary Edition』は、テキサスとノッティンガムでのライブと、2003年から2004年に録音されたレア曲、及びデモ曲のコレクションを収録している。さらに、「Lost」という『Meteora』のレコーディングセッション中に録音された未発表曲では、ベニントンの心を揺さぶるボーカルが披露されている。 『Meteora』からの最後のシングルとなった「Breaking the Habit」は、このセカンドアルバム時代を、LINKIN PARKがキャリアを通して人々の期待を覆し続けるという決定的な声明にした。それは例えば、『Meteora』収録の「Numb」の、世界を飲み込むようなリミックスでジェイ・Zと共演したり、2007年発表のアルバム『Minutes to Midnight』で、プロデューサーのリック・ルービンと共に彼らの理想的な音楽をさらに拡大したりすることであった。「『Meteora』は僕たち対世界っていう感じだった」とデルソンは語る。「『Meteora』の制作時に、すごく解放感があるのに不安にもさせられたのは、誰もこのアルバムに関して僕たちに余計な口出しをしてこなかったことだ。『君たちはすでに成功した。では今、本当にやりたいことは何だ?』って。そしてこのアルバムは、『これこそ、本当に作りたいものを提供している僕たちだ』っていう、完全に純粋な表現なんだ」
- 2000年にシングル "One Step Closer" でメジャーデビューを果たしたロサンゼルス出身のバンド、LINKIN PARK による初のアルバム。1990年代から盛り上がりを見せていたミクスチャーロック/ラップメタルを踏襲しながらも、チェスター・ベニントンによる悲痛なまでにエモーショナルなシャウトを核に据えることで、表現に明確なスタイルを持たせることに成功した。重厚なリフや、ブレイクビーツとスクラッチ、マイク・シノダとのラップを含むツインヴォーカルなど多様な音楽的エレメントを内包しているが、"Crawling" などで聴ける強い憂いを帯びた旋律も見逃せない。なお「Hybrid Theory」というタイトルは、デビュー直前まで彼らのバンド名であった。
- 2017年
アーティストプレイリスト
- LINKIN PARKに影響を与えた多様な音楽のプレイリスト。
- ジャンルにこだわらず進化を遂げてきたバンドの、さらなる挑戦が垣間見える楽曲。
- 新ボーカリストを迎えたバンドがツアーで披露する楽曲の数々。
- 2000年代以降のラウドロック/ラップメタルのスタンダードとなった彼らの影響力。
ライブアルバム
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LINKIN PARKについて
『Hybrid Theory』の歌詞を書く際に、マイク・シノダとチェスター・ベニントンは汚い言葉を使わないと約束し合ったという。それは露骨な表現の警告シールが貼られたCDを親から隠すのに苦労してきたオーディエンスをつなぎとめるためだけではなかった。それよりも大事だったのは、フラストレーションをあからさまに下品な言葉で表現するのを避けることで、悪態をつくことでしかごまかせない自らの痛みに身を任せ、その痛みをあらわにしようと挑むことだった。もっと深いレベルで言えば、彼らは隠喩を使ってカタルシスを手にする道を選んだ。つまり、LINKIN PARKは怒っていたが、クリーンな怒り方をしたといえる。LINKIN PARKは1996年にロサンゼルス郊外で結成された。初めの数年は悪戦苦闘が続き、レコード会社の幹部からMCのシノダを脱退させて普通のロックバンドの道を進むよう提案されたこともあった。しかし2000年、前述の『Hybrid Theory』で大ブレイクを果たすこととなる。同作はハードロックにおける境界線のような作品で、ヒップホップとエレクトロニックミュージックの影響が色濃く出た作品となった。『Hybrid Theory』は一世代に一度のアルバムであり、商業的にも創作的にもラップロックの頂点だったに違いない。しかし、バンドが生き延びたのは、音楽性の幅広さにおいて常に時代の先を行っていたからでもある。ヘヴィなサウンドではあったが、ハードロックの華やかさよりもエモやシンセポップの繊細さが優先された。ギターサウンドから少し離れたくなったときには、ベニントンが内に秘めていたデペッシュ・モード愛が表に出たかのような、陰鬱で、ポストハードコア的なエレクトロニックミュージックへと方向転換してみせた。サウンドに変化はあっても、攻撃的な言葉を使わずに表現しようとする苦しい試みは続けられた。2003年に『Meteora』がリリースされ、続く2007年の『Minutes to Midnight』、2010年の『A Thousand Suns』、2012年の『LIVING THINGS』の3作は、エレクトロニックミュージックへの移行がより強く表れたアルバムだった。2014年には『The Hunting Party』のリリースが続いた。そして2017年の『One More Light』は、よりポップなメロディを前面に打ち出した作品となった。このとき、商業ロックを再定義し続けてきた彼らのキャリアは20年に及ぼうとしていた。『One More Light』がリリースされた2か月後、チェスター・ベニントンは自ら命を絶ってしまう。その後バンドが静かに新しい音楽に取り組み始めたのはそれから2年後のことだった。
- 出身地
- Agoura Hills, CA, United States
- 結成
- 1996年
- ジャンル
- ハードロック