最新リリース

- 2024年7月17日
- 6曲
- busy - EP · 2024年
- The Beam · 2018年
- DIMENSION · 2018年
- NOT BUSY - EP · 2020年
- Forever Young (feat. BIM & WILYWNKA) - Single · 2023年
- BAD HOP (THE FINAL Edition) · 2024年
- FLOOR IS MINE (feat. BIM) - Single · 2022年
- The Beam · 2018年
- ひとつのいのち (feat. BIM) - Single · 2023年
アルバム
- 2020年
ミュージックビデオ
- 2024年
- 2022年
BIMについて
肩の力が抜けたフロウでリリカルに情景を描き出し、東京のヒップホップシーンを軽やかなフットワークで駆け抜けるラッパー/トラックメイカー、BIM。2010年代に入ってからTHE OTOGIBANASHI'SとCreativeDrugStoreのメンバーとしてシーンに登場したBIMが本格的にソロとしての活動を始めたのは2017年のことだった。2018年にファーストアルバム『The Beam』、2020年にセカンドアルバム『Boston Bag』をリリース。そこではTHE OTOGIBANASHI’Sが醸し出していたポップな空気感は残しつつも、豊かな情感と鋭い感性が混在するリリックの世界や、心地よく流れる穏やかなトーンのフロウがより研ぎ澄まされている。表現者としての成長や成熟、そして覚悟のようなものを強く印象付けた。『Boston Bag』のリリースにあたって、BIMはApple Musicにこう語っている。「僕は部活でアメフトをやっていたんですけど、100人部員がいて、そこからスタメンになれるのは10人程度。残りの90人はルーザーだけど、3年間部活を続けていく。そのはかなさや愛しさみたいなもの、10代の葛藤みたいなものを表現した曲です(「Good Days feat. Cwondo」について)」「三日坊主の同志たちに贈る曲です。俺は基本三日坊主で、例えばダイエットもしなきゃいけないんですけど、なかなか続かなくてズボンのサイズが永遠に上がっていく。何かを続けることもすぐ止めるし、やる気がなくなって飽きることも多い。それで右往左往してるけど、何となく続いている。そこに着想を得て作り始めました。『こんな俺でも、楽しくできてるよ』って伝えたくて(「三日坊主」について)」。こうした等身大の感覚をリアルな言葉でつづるスタイルこそ彼の魅力の一つであり、幅広く支持される理由だろう。BIMはそのオープンマインドなスタンスでも、ジャンルや世代の枠を超える。『The Beam』ではJJJやOMSBといった国内の旧知のプロデューサーに加えて、AstronoteやRascalといった海外のプロデューサーを迎えた。『Boston Bag』ではYENTOWNのkZmやKANDYTOWNのKEIJUらに加えてSTUTS、G.RINA、ceroの高城晶平、No Busesといった多彩なアーティストが参加。ほかにも、SIRUPの「Slow Dance」への参加や、「Be」でのスチャダラパーのBoseとの共演、RIP SLYMEのRYO-ZとSTUTSとコラボレーションした「マジックアワー」、さらに木村カエラの「ZIG ZAG」のプロデュースおよびラップでの参加や、STUTS & 松 たか子 with 3exes名義の『Presence』への参加などなど。さまざまなアーティストとの交流を通して、音楽性と表現力の幅を広げている。まだ本格的にソロとしての活動をしていなかった2013年には俳優の染谷将太が監督、脚本を手掛けた短編映画『シミラー バット ディファレント』に、2015年には三宅唱監督のドキュメンタリー映画『THE COCKPIT』に出演するなど、音楽シーンのみならず多方面から注目を集めるBIMは東京のヒップホップシーンでもユニークな存在感を放っている。
- ジャンル
- ヒップホップ/ラップ