コース: プログラミングの基礎:基本

コードを実行する

コース: プログラミングの基礎:基本

コードを実行する

Python のファイルを ダブルクリックしてみましょう。 すると、「このファイルを開く方法を 選んでください」と表示するだけで、 実行することができません。 それは、Python が インタプリタ言語だからです。 つまり、機械語で解釈するために、 インタプリタで実行しなければ ならないのです。 ソースコードを機械語に変換するには、 大きく分けて3つの方法があります。 コンパイラ型、インタプリタ型、 両方の組み合わせです。 例えば、日本語しかわからない人が 中国語しかわからない人に手紙を書く場合、 どうしますか? まず、日本語で書いて、 翻訳サービスを使って 中国語に翻訳してから郵送しますね。 すると、相手は基の手紙を見ることはなく、 中国語の手紙だけを見ることになります。 コンパイラも同じようなものです。 コンパイラは、 高級言語のプログラミング言語を 低レベルな機械語のコードを含む 実行ファイルに変換するのです。 このようにすることで、ユーザーは オリジナルのソースコードを必要とせずに、 自分のコンピュータで コードを実行することができるのです。 さて、別の方法もあります。 まず、日本語の手紙を 送ってしまう方法です。 そして、手紙を受け取った方は、 日本語のわかる友人に手紙を読んでもらい、 その意味を中国語で 伝えてもらうというものです。 この方法だと、 日本語の手紙が送られてくる度に その友人に手紙を 通訳してもらう必要があります。 このように、 コンピュータのインタプリタは、 ソースコードを一行一行処理します。 もちろん、これは コンパイラとインタプリタの両方を ごく簡単に説明したにすぎません。 コンパイラとインタプリタは、 ソースコードのサイズ、速度、安全性を 最適化するための複雑な機能を 備えていますが、 この例えは、 両者がどのように異なるかについて 端的に説明しています。 一般的に、C、C++ 、 Objective-C などの言語は、 コンパイラ言語に分類され、 PHP や JavaScript は インタプリタ言語に分類されます。 そして、Java、C#、Python は、 両方を組み合わせた方式を採用しています。 現在では、多くの言語が 両方のバリエーションを持つため、 コンパイラ型とインタプリタ型の境界は 少し曖昧になっています。 ここで重要なのは、 コンピュータでコードを実行するには、 コンパイラあるいはインタプリタが 必要になるということです。

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