コース: PowerPoint:伝わるスライド作成術

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伝わる色の使い方

伝わる色の使い方

このレッスンでは、 相手に的確に意図を伝えるための 色の使い方を紹介します。 このスライドは、 キウイホールディングスの 食品事業部についてお話しする上で、 まずは、すべての事業部を 紹介したスライドになります。 食品事業部がキーポイントであることが 伝わっていて分かりやすいです。 これはスライド上で一番重要な内容、 自分が伝えたい一番のポイントに 目立つ色を配色し、 それ以外を同系色の色で まとめることによって、 的確に重要なポイントを 伝えるという手法です。 この色の使い方がとても重要です。 このように、 一番重要な情報に目立つ色を配色し、 それ以外の部分を 同系色でまとめることにより、 この目立つ色に読み手の視線が集まります。 そうすることによって、 このスライド上で一番重要な情報を 的確に読み手に伝えることができるのです。 ところで、補色(反対色)というものを ご存知ですか? 色には補色(反対色とも言われます) この補色の関係というものがあります。 この表はマンセルの色相環といって、 色の関係を表したものです。 この隣り合わせになっている色を同系色、 そして、相対している色を 反対色または補色と言います。 補色関係にある色は、 お互いの色を鮮明に鮮やかに 見せる効果があります。 では、先ほどのスライドに戻りましょう。 このスライドでは、重要なポイントに赤、 そして、その他の場所に 緑色を使っています。 この赤と緑は、 このように補色の関係です。 なので、お互いをとても鮮やかに 際立たせる関係なんですね。 なので、緑の中に赤があることによって、 この赤がより一層目立ちます。 ただ、 この補色の関係を知らなければ、 伝わる資料が作れないというわけでは ありません。 先ほどの資料を同系色、 つまり、この隣り合わせの色で リメイクしました。 少し離れてみると、 十分「食品事業部」に 視線が行くと思います。 重要なのは、 何色を使うかよりも色の使い方。 自分がこのスライド上で 一番伝えたい情報に目立つ色を配色し、 それ以外の箇所を同系色で まとめることによって、 必然的に目立つ色に 読み手の視線が行くということが 重要なのです。 この情報を伝えたいんだよ、ということを 色を用いてアピールします。 なので、たくさんの色を使ってしまうと、…

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