コース: Inventor 基本講座

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幾何拘束と寸法拘束を使い分ける

幾何拘束と寸法拘束を使い分ける - Inventorのチュートリアル

コース: Inventor 基本講座

幾何拘束と寸法拘束を使い分ける

スケッチの形状を確定するために 寸法拘束と幾何拘束を使用します。 そして Inventor では、 図形の形状が確定した状態のことを 完全拘束といいます。 実際に確認してみましょう。 では「2D スケッチを開始」を クリックします。 今回は XY 平面を使用します。 長方形コマンドを使用し、 図形を作成します。 1番目のコーナーは 原点にします。 反対側のコーナーは 任意の位置でクリックします。 ここで図形の色を確認すると、 この線分とこの線分は黒で表示され、 この線分とこの線分は 紫で表示されています。 黒は位置と角度が決まったもので、 紫はそうでないことを表しています。 ドラッグをすると、 このように紫の線は 移動することができますが、 黒の線は 移動することができません。 つまり完全拘束になると、 すべての図形は黒で表示されます。 ここでステータスバーを確認すると、 「寸法が2個必要です。」と 表示されています。 この横幅と縦幅のことです。 では大きさを指定するために 寸法コマンドを実行します。 今回はこの線分を選択し、 長さを 20 にします。 同様にこの縦の線分の長さも 20 にします。 すべての図形が黒で表示され、 完全拘束になったことがわかります。 ステータスバーにも 「完全拘束」と表示されています。 ただしこの線分には 20 という寸法が記入されていますが、 この線分には記入されていません。 この2つの寸法で 完全拘束にするためには、 幾何拘束が必要です。 では確認するためにステータスバーの 「すべての拘束を表示」を クリックします。 このように拘束が表示されます。 この線分には 水平拘束が適用され、 上下の線分には、 並行拘束が適用されていることが わかります。 これらの拘束があるため、 完全拘束となったわけです。 そしてこの拘束は図形を作成する際に 自動的につけられたものです。…

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