コース: InDesign 基本講座:文字組版・表組・印刷入稿
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先頭文字スタイルを設定する
段落の先頭の文字に対して、 文字スタイルを適用する機能が、 「先頭文字スタイル」です。 インタビュー記事の人名の部分や、 書籍の奥付の先頭文字などでも、 活用できる便利な機能です。 それでは確認してみましょう。 サンプルファイルは、 「04」フォルダの中の 「04_05.indd」という ファイルを開きます。 左ページに見られるサンプルのように、 先頭の数文字に対して、 書式設定を別のものにしているんですね。 通常段落スタイルとした場合、 その段落全体で 同じ書式設定になるわけなんですが、 部分的に、ここで指定してある方法として、 先頭の文字に対して指定する場合には、 先頭文字スタイルという機能が使えます。 それでは右側のページのサンプルで、 実際の設定を行なってみましょう。 まず右側で、 「段落スタイル」パネルを選択します。 「段落スタイル」パネルは、 ワークスペース 「テキスト編集」 にしておいた場合や、 「ウィンドウ」メニューの 「スタイル」からでも、 表示/非表示ができるパネルです。 「段落スタイル」パネルの中で、 この部分のフレーム内の 段落スタイル名、 適用されているものが何かを確認します。 現在「インタビュー記事」という名前の 段落スタイルが適用されています。 それでは選択を解除後、 この「インタビュー記事」の 設定を変えてみます。 「段落スタイル」パネルで 「インタビュー記事」という部分を ダブルクリックします。 設定画面が表示されたら、 ここで、左側の詳細項目のうち、 「ドロップキャップと先頭文字スタイル」を 選びます。 次に、中央にある 「先頭文字スタイル」の設定部分の中から 「新規文字スタイル」を選びます。 ここでは、最初に先頭に、 どの文字スタイルを適用したいかを 選びます。 ポップアップから、 ゴシック・ボールド・青(ゴB青)という 色の文字の設定を選びました。 次に、「文字」というところでは、 区切りとなる文字、 どこまでを この文字スタイルにしたいのかという 設定なんですけれども、 ここでは、文字入力上、 タブキーを入力してあります。 区切りの文字となるものも、 入力するものとして、 このリストの中から選べますので、 適宜設定をしておくといいんですね。 今回は「タブ」とし、 さらに「タブ」が出現したら、 そこで区切って、それ以降は…
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