コース: 財務の基礎

企業の中の財務とは

コース: 財務の基礎

企業の中の財務とは

財務とは何でしょうか。 広い意味から説明します。 組織や個人、家族、企業、 政府について考えたとき、 財務の仕事の1つ目は、 何が必要かを特定することです。 2つ目は、必要なものを買う お金の調達方法を決定することです。 そして3つ目は購入したものを 効率的に管理することです。 企業の場合で考えてみます。 まず、何が必要かを どう決定したらよいでしょうか。 長期的な判断が必要です。 土地、建物、機械などを購入する 必要があるかどうか、 長期的な意思決定を下すことも 財務の領域に含まれます。 短期的な決定もあります。 必要な現金の額、用意すべき在庫の数、 掛け買いでの購入を顧客に 許可するかどうかなどです。 これらも財務の仕事です。 短期的な決定には経営に関することも 含まれます。 どれくらいの従業員が必要か、 研究開発やマーケティングを どの程度行うべきかなどです。 これらの長期的または短期的な意思決定は すべて財務上の課題であり、 どれもお金が必要です。 そのため、次に考えるのは、 その資金をどう調達するかです。 銀行から融資を受けるのか。 株主やパートナーに出資を依頼し、 そのお金を必要なものの 購入資金にあてるのか。 または、内部の資金を使うのかを 決定します。 そうしたら、 次は3つ目の仕事が待っています。 購入して支払いを終えたものを 管理することです。 業者や従業員などと調整して、 タイミング、スケジュール、 予算を決める必要があります。 社内で管理するためには、 購入したものを保護する方法を 決めなければなりません。 資産を効果的に管理する方法と 手順を社内で規定する必要があるでしょう。 これが広い意味での財務の説明であり、 定義です。 しかし一般には、 より狭い範囲で捉えられがちです。 2つ目の、必要なものを購入する 資金の調達方法にだけ 注目されることが多いのです。 資金調達には、資金を必要とする企業と、 資金を提供する投資者の両方が関わります。 人々が財務について話す時、多くは、 企業が必要なものを購入するための 資金調達プロセスという財務の 1つの側面にのみ注目していることが 分かるでしょう。 広い意味での財務には、 何を購入する必要があるか、 購入する資金をどう調達するか、 購入したものを社内でどう管理するかを 決めることが含まれます。

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