コース: ビジネスにおける異文化コミュニケーション
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傾聴力で相手を理解する
このレッスンでは相手の発言に注意して 耳を傾ける、 傾聴の具体的なスキルについて解説します。 傾聴力とはアクティブリスニング という言い方もあります。 相手の発言に注意して 耳を傾けること。 そして相手が話していること、 其の奥にある本音、主訴、 これを引き出して 聴いてあげることです。 よく人は話して 言葉を発していますが、 それが本心を話しているとは 限りません。 その本心に迫っていく、 その力が傾聴力です。 他人を例に出したり、 遠回しに言ったり、黙り込む そんな仕草、それを表面的にとらえず 質問をしたり、うなずいたりすることによって より相手が話しやすい環境を作り、 そして本音を引き出す力、 これが傾聴力です。 なぜ傾聴力は大切なんでしょう。 一生懸命人の話に耳を傾けている。 これは相手に対して有効のメッセージ、 知ろうとしているメッセージになります。 それを見た相手は、この人は 自分のことを受け入れてくれるんだな。 安心して、そして相手も 私たちのことを受け入れてくれる。 そんな準備ができます。 そういう関係、形があってこそ 初めて人間関係の構築ができる ということです。 ただこの傾聴には傾聴する前に 3つの環境原則があります。 1つ目「5分だけにしてね」 「早く終わらせてね」 そういうことを言ってはいけません。 時間を限らないということ。 2つ目、 「君、それは良くないね」 というような様子で 相手の発言を評価したり、 そんなことをしてはいけません。 黙って受け入れて 相槌を打って聴くということが重要。 3番目 「あの人こんなこと言ってたよ」なんて 後から人に知らせたらいけませんね。 ですので秘密は厳守しなければいけません。 時間は十分あります。 あなたのことを判断しません。 そしてここの話は ここだけに終わります。 この3つの原則、 これを守って相手に伝えてください。 そして初めて相手が口を開き、 本音を言えるようになります。 傾聴には5つのスキルがあります。 まず「うなずく」 「相づちをうつ」 英語ですと「Uh-huh」 「Mm-hm」と言ってくれれば良いです。 「Oh, Yes,」「I got it」「Exactly」 そういうことでもいいです。 繰り返しはおうむ返しですから 相手が言ったこと、 「I went to the school」…