コース: スキルベースの組織を作る

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スキルベース組織とは何か

スキルベース組織とは何か

スキルベース組織とは、人材を採用、 管理、昇進、昇給するさい、 まずスキルを評価する組織のことです。 大多数の組織では、戦略を 大きく転換する必要があるでしょう。 あなたが肩書きや経験年数を重視する 職場で働いてきたとすれば、 この転換には抵抗を感じるかもしれません。 しかし、この抜本的な変化を 受け入れられない組織は、人材、 生産性、収益の面で、スキルベース組織から どんどん遅れを取ることになります。 このコースでは、あなたがこの変化に 適応できるように、スキルベース組織が 求められている背景と そのメリットを説明します。 まずは、スキルベース組織の特徴を 見ていきましょう。 1つ目、スキルベース組織では、 人事部門と人材開発部門が協力しています。 2つの部門が連携して組織が持つ スキルの棚卸しを行い、 今足りていないスキルと、 今後必要になるスキルを 洗い出す必要があります。 それにはまず、現従業員を対象に、 スキルテストを実施することから 始めるといいでしょう。 2つ目、スキルベース組織は、 従業員の継続的な学習に投資することを オープンに約束しています。 つまり、新たな学習機会を提供するための 時間と資金を確保することを 約束しているのです。 スキル開発が従業員、 ひいては組織の成長につながることを 理解しているからです。 アマゾンの委託でギャラップが 行った調査によると、 米国の労働者の 48%が、 スキル開発の機会を得られるのであれば 転職すると回答しています。 また、実に 65%の労働者が、 どのようなアップスキリングの機会が 用意されているかは、 職選びで非常に重要であると考えています。 3つ目、スキルベース組織は、 スキルを基準として人材を採用します。 これをスキルベース採用といいます。 簡単に言うと、採用選考では、 まずその職務に必要なスキルの有無を 確認するのです。 履歴書をふるいにかけることから 始めるのではなく、まずはテストを行い、 その職務に必要なスキルがあるかを 見極めます。 さまざまな業界の何千もの組織が、 スキルベース組織づくりを約束し、 終わりのない取り組みを続けています。 スキルは絶えず変化するため、 スキルベース組織づくりに 終わりはないのです。 ですから、楽しんで取り組むことを おすすめします。

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