コース: ASP.NET MVC 5 基本講座

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フィルターを利用する

フィルターを利用する

このレッスンでは ASP.NET MVC 5 の フィルター機能について解説します。 フィルター機能を利用すれば Controller のアクションを実行する前後に 特定の処理を挟むことができます。 それではフィルター機能を 利用してみます。 画面は Visual Studio で ASP.NET MVC 5 のプロジェクトを 作成したばかりの状態です。 ここにフィルターを 追加していきます。 「Models」の上で右クリック、 [追加]>[クラス]を選択します。 名前は「SampleFilter」 としましょう。 Enter で作成を完了します。 フィルターを作成するには ActionFilterAttribute を 継承します。 using System.Web.Mvc を 追加します。 ActionFilterAttribute では アクションの実行前後の 特定のタイミングで 決められたメソッドが呼ばれます。 今回は2つのメソッドを 実装してみます。 OnActionExecuting と OnResultExecutingという 2つのメソッドを override しました。 OnActionExecuting は Action の実行中、 OnResultExecuting は Result の実行中に呼び出されます。 これらにブレークポイントを設定して 呼び出される順番を確認してみましょう。 続いて HomeController に フィルターを使用するという設定を行います。 属性で SampleFilter と記述することで このクラスでは アクションの前後に SampleFilter を利用します。 という指定ができます。 HomeController の Index アクションにも ブレークポイントを 設定しましょう。 それではアプリケーションを実行して フィルターとアクションが 呼び出される順序を 確認しましょう。 アプリケーションを実行すると、まず OnActionExecuting が呼ばれました。 ここでアクションが呼ばれる前の処理を 実行することができます。 続いて HomeController の Index アクションが呼び出されます。 ここでアクションの処理を 実行します。 最後にアクションの実行後に…

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