出典: フリー多機能辞典『ウィクショナリー日本語版(Wiktionary)』
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小篆
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流伝の古文字 |
《説文》 (漢) |
《六書通》 (明) |
- 1942年 12月
- 1946年 11月
- 2004年 9月
- 2010年 11月
- 常用漢字に追加
- 常用漢字入りに伴い人名用漢字から除外される
- 2020年 4月
ふつう、下部構成要素「次」は、ふだん我々が書く「次」の形で書いた「茨󠄀」で書く[1]。教科書体の「茨」の字形が教科会社によって異なっている[2]通り、必ずにすいの初画を水平に書かねばならないわけではない。
また、にすいの初画を水平に書くよう指示する副読本も存在する[3]が、先述の通り正しくない説明である。
字典掲載
康熙字典 |
1028ページ, 13文字目 |
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) |
30896 |
新潮日本語漢字辞典 (2008) |
10163/10164/10165 |
角川大字源 (1992) |
8254 |
講談社新大字典 (1993) |
13746 |
大漢語林 (1992) |
9410 |
三星漢韓大辞典 (1988) |
1487ページ, 13文字目 |
漢語大字典 (1986-1989) |
5巻, 3208ページ, 6文字目 |
- ↑ 『常用漢字表の字体・字形に関する指針(報告)』p.120 2016年2月29日 文化庁
- ↑ 教育出版と東京書籍(いずれも平成26年時点)で用いられている教科書体はにすいの初画が水平になっているが、他出版社はすべて「冫」の形。
- ↑ 『小学校で習う全漢字の書き方 改訂版 (ディズニー漢字ブック)』p.155(学研プラス 2018)では「むきにちゅうい」と、暗に明朝体のような書き方をするよう指示している。